目次
バリ島旅行の前に、入国審査や税関申告書について知っておこう!
海外旅行に出かける際、行き先がどこであっても必ず通過しなくてはいけないのが、入国審査 です。
入国審査の際に提出する申告書について、全文英語なので書き方が分からないという人も多いはず。
入国審査では、主にパスポート内の情報から、この国に入国させても問題がないか・・・ という審査が行われます。
- パスポートの残日数が、規定に足りていない
- 何らかのトラブルを他国で起こした
- 過去に犯罪歴がある
上記の場合などは、入国を拒否される場合があります。
バリ島に入国する際、パスポートの有効期限が、出発日から 6ヶ月以上 残っていることが義務付けられています。
有効期限が6ヶ月未満の場合、航空券を持っていたとしても搭乗出来ない 又は バリ島に着いたけど入国出来ない場合がありますので十分注意してください。
バリ島入国時に必要な、税関申告書の書き方 【完全保存版!】
海外に入国する際、自分の持ち物について申告しなくてはいけない義務があります。
税関申告書は、飛行中に機内で配られることが多いので、到着の前までに記入しておくと、入国がスムーズに出来ます!
※ ご利用になる航空会社によっては、機内で配られない場合もあります。
税関申告の義務は世界共通となりますが、全文英語で書かれています。
英語が分からない方の為に、税関申告書の内容を翻訳しましたので、是非参考にしてください!

税関申告書の記入方法
- 姓名
- 生年月日
- 職業
- 国籍
- パスポート番号
- インドネシアの滞在先 (ホテル名など)
- 便名(XT402,GA881など)
- 到着日
- 同伴者数 (本人を除く)
- a- 携帯荷物の総数 b- 別送荷物の総数
- a- 動物、魚類、植物 (動物製品、魚類製品、野菜製品を含む)
b- 麻薬類、向精神薬、前駆物質、医薬品、小火器、空気銃、刃物類 (刀、ナイフ等)、弾薬、爆発物、ポルノグラフィ
c- 1億インドネシアルピア以上の現金 又は 無記名譲渡可能証券、又は 相当外貨
d- 旅客1人につき紙巻きタバコ200本以上、葉巻25本 又は きざみタバコ100g以上、また、アルコール飲料1Lを超える量
e- 商業用商品 (販売品、商品サンプル、産業用品、又は携行品とは見なされないもの。)
f- 旅客1人につき250米ドル又は1家族につき1,000米ドルを超えるインドネシアへ持ち込む外国製品で、インドネシアを離れる際に持ち帰らないもの。 - サイン(空欄にローマ字)
- 日付 (日/月/年)
機内で税関申告書が配られない場合もある
航空会社によっては、機内で税関申告書が配られない場合もあるので覚えておくと良いでしょう。
また、ボールペンは機内のCAに声を掛ければ貸してもらえますが、ご自身で手荷物に入れておくことをオススメします!
税関申告書を記入する際、特に気を付けること
数日間のバリ島旅行の場合は、税関で申告するような持ち物はあまり無いと思いますが、上記の内容の中で青字にした項目については、全員注意が必要です。
また、バリ島リピーターの方や、現地の方にお土産を買ってくる場合などは、特に注意する項目があります。
1. 薬の持ち込みについて
内精神薬についてですが、持病などがあり、沢山の薬を持ち歩く必要のある方は、英文の処方箋の提示を要求される場合があります。
風邪薬や痛み止めなども、旅行日程よりも明らかに量が多い場合などは、入国時に問われることがあります。
2. 現金の持ち込みについて
1億ルピア以上の現金の持ち込みについてですが、日本円の場合は、約 80万円 程度です。 (2019年7月現在の為替レート)
1億ルピア相当以上の現金を持ち込まれる場合は、使い道などを申告する 必要があります。
3. タバコ・アルコールの持ち込みについて
タバコやアルコールについてですが、日本からの持ち込み可能な量は上記に記載された通りですが、空港内の免税店で購入した分に関しては、申告の対象にはなりません。
ただし、免税店で購入した分の持ち込みも、煙草は1人1カートン まで、アルコール類は1人1本 までと定められています。
また、煙草やアルコールについては、税金を払っても規定量以上の持ち込みは出来ません のでご注意下さい。
バリ島はアルコールが高い国の為、ウィスキーなどはお土産として喜ばれますが、1リットル以上は持ち込めませんのでご注意ください。
バリ島の入国審査・税関について、ここだけの話・・・
※ あくまでもここだけの話ですが・・・
バリ島は良くも悪くも ”ゆる~い環境” なので、申告しなくてもバレずに税関を通過出来ちゃう場合が結構あります。
私も日本からバリに戻る際は、大量の食糧や風邪薬などを持ち込みますが、それらについて問われたことはありません。
ただ、アルコールの持ち込みだけは厳しく取り締まっている印象で、1リットル以上持ってる場合や、瓶や液体物などが多い場合は、カバンを開けられるケースが多いような気がします。
プラスチック製の容器は見逃される傾向にあるという話を良く聞きますので、どうしても1リットル以上のアルコールを持ち込みたい場合は、覚えておくと良いかもしれません。
バリ島の観光ビザは、30日間の滞在なら不要
最後に・・・
バリ島旅行では、30日間以内の観光ならビザは不要 です。
海外旅行の行き先によっては、事前にビザを準備しなくてはいけない国がありますが、バリ島を含むインドネシアは、30日間以内の短期滞在であれば、ビザの用意は必要ありません。
リピーターさんも要注意です!!!
2015年6月12日 より、インドネシアの観光ビザ (到着ビザ) のルールが改正され、日本人観光客は観光ビザの取得が免除されています。
少し古いガイドブックには、ビザ取得に費用が掛かる (US$ 35) と記載されている場合がありますが、現在は必要ありません。
― 2019年7月現在 ―
ただし、31日以上の滞在 を予定されている方や、フリービザが適用外となる国籍の方は、ビザ オン アライバル (VOA) というビザの取得が必要となります。
デンパサール空港に到着したら、入国審査場の手前に専用カウンターがあるので、そこで購入出来ます。
料金は、1名様につき US$ 35 となります。 ドル以外の通貨も使用出来ます。
知ってると便利!バリ島の入国審査は、特定の人は専用レーンが使えます!
バリ島の入国審査は、いつも長蛇の列になっています。 最低でも、30分~1時間くらい並ぶでしょう・・・
ただし、下記に該当の人は、専用レーンが利用出来ます!
- 外交官や空港職員 又は 空港VIPアシストサービスをご利用の場合:一番左
- 5歳以下のお子様連れ 又は 60歳以上 又は ハンディキャップがある場合:左から2番目
- インドネシア国籍 又は キタップ・キタス・VOAなどのビザを持ってる場合:右側に新しく出来た、専用入国審査場
その他の人は、なるべく空いてる列を見つけて、根気よく並んでくださいね!