私はこれまでに、数十ヶ国を旅しましたが、やはりどこの国でも思うのは、自分の身は自分で守らなくてはいけない ということ。
バリ島に移住して、早6年になりましたが、ここでの生活に慣れてきたとはいえ、事故や盗難、健康管理などには常に気を付けています。
日本からバリ島に旅行で訪れた際、環境の変化で体調を崩したり、盗難や事故などの被害に遭わないよう、自己管理をしっかりと行いましょう✊
バリ島は1年を通して温暖な気候で、南国リゾートの雰囲気もあり、ついつい開放的になりすぎてしまいます。
正直に言って、日本人は少し平和ボケしている所があるし、大袈裟かもしれませんが、日本の常識は世界の常識ではない ということを、頭の片隅に置いておくと良いと思います。
だからと言って、バリ島は危険な場所ではありません!
日本でも起こり得る盗難事件や病気など、少しの心構えで防げることがあると思います。
バリ島旅行を楽しい思い出にする為にも、滞在中に気を付けて欲しい注意事項をまとめましたので、是非参考にして頂けると嬉しいです☺
目次
注意事項 その1.~盗難被害を防ぐ方法~ (持ち物)
① 携帯電話 (スマホ)
バリ島の盗難被害で最も多発しているのは、携帯電話 (スマホ) のスリ です。
i-phoneやスマートフォンは、海外では高額で売買されています。 食事中など、さりげなくテーブルの上に置きっぱなしにしていませんか?
目に付く場所での放置や、ポケットに入れて持ち歩くのはオススメ致しません。
➁ カバンやリュック
南国の雰囲気にピッタリなカゴバッグなど、可愛いですが持ち歩くのは要注意。
口が大きく開き、チャックの付いていないカバンは、中身が簡単に覗けてしまいます。
また混雑した場所では、リュックは前向きの使用を心掛けましょう。 斜め掛けバッグも同様ですが、知らない間にチャックが開けられていた・・・という経験が私もあります。
➂ パスポートの保管
バリ島滞在中、パスポートが必要になることは滅多にありませんので、ホテルのセキュリティーBOXに保管しましょう。
万が一、外出時に盗難などに遭いパスポートを失くしてしまうと、領事館などで手続きがとても大変です。
ただし、両替所や免税店で買い物をする時は、パスポートの提示が必要となりますので、バリ島旅行用にパスポートコピー を1枚用意しておくと良いかもしれません。
注意事項 その2.~甘い誘惑に負けるな~ (勧誘・ナンパ・ドラッグ)
繁華街や賑やかなビーチなどで、気軽に声を掛けてくる人が多いですが、中には、偽ガイドやアンケートを装った詐欺師などが居る場合があります。
見知らぬ人にはついて行かない、見知らぬ人の車には乗らない、よく分からないアンケートには安易に記入をしない! ← これは鉄則です!
人から頼まれた荷物を預かったり、日本に持ち帰ったりなども絶対にやめましょう。
また、インドネシアは、麻薬などのドラッグは違法です。
売買の話しを持ちかけられた際は、無視しましょう。 また、安易に道に落ちているものを拾わないように。
注意事項 その3.~体調管理に気を付けよう~ (日焼け・食べ物)
バリ島は赤道直下に位置している為、紫外線は日本の5倍 と言われています。
ビーチなどに長時間居る場合は、ヒドイ日焼けや熱中症になる恐れがあります。 外出時は、日焼けや熱中症予防の対策を行いましょう!

また、バリ島内の水道水は飲まないように。
辛い食べ物や屋台なども、慣れていない人はお腹を壊す場合がありますので、心配な人は程々にしておいた方が良いでしょう。
注意事項 その4.~交通事故やトラブルの予防~ (タクシー・バイク)
➀ タクシー
バリ島内でタクシーを利用する場合は、GPSを搭載した ブルーバードタクシー が安心です。

ただし、昼間の乗車時はメーターを使用してくれますが、夜間はどのタクシーもメーターを使ってくれないことが多く、運転手と直接値段交渉をしなくてはならない場合があります。
また、白タク と呼ばれる個人のタクシーは、トラブルが多いので乗車されないことをオススメします。
1日観光などをする場合は、車チャーター がお得です。
➁ 交通事故の防止、バイクの運転
バリ島は、車よりもバイクの数が圧倒的に多く、場所や時間帯によっては交通量も激しくなります。 道路を横断する際は、再三の注意を心掛けて下さい!
また、無免許でバイクや車を運転するのは法律違反ですので、厳重に罰則されます。
ここ最近は、賄賂などで免れないケースもあり、万が一捕まった場合は、警察署に出向いたり裁判沙汰になったりと、罰則が厳しくなっています。

注意事項 その5.~買い物で損をしないように~ (お金・値段交渉)
➀ 値切り交渉
路面店のお土産屋さんや市場などで、値段表記の付いていないものは、購入時に値段交渉を試してみた方がいいでしょう。
売る側も商売とは言え、かなり高額な料金を提示してくることがあります。
また、品物に不備がないかなど、よく確認しましょう。

➁ ルピア紙幣の取り扱い
バリ島で使用するルピア紙幣は、日本に比べて桁が多く、慣れるまでは少し戸惑ってしまうかもしれません。
簡単な計算方法としては、ルピアの数字から「0」を2つ取った数が、大体の日本円 になります。 支払い / お釣りを受け取る際は要注意です。
(例)
5万ルピアの場合: 50,000ルピア ⇒ 約 500円
10万ルピアの場合: 100,000ルピア ⇒ 約 1,000円
65万ルピアの場合: 650,000ルピア ⇒ 約 6,500円

注意事項 その6.~郷に入れば郷に従え~ (宗教)
バリ島やインドネシアの人々は、宗教に対して信仰心がとても強いです。 その為、宗教問題でトラブルになる場合がございます。
バリ・ヒンドゥー教やイスラム教の方々にとって、無礼にあたる行為には気を付けましょう。
- 人の頭には触れない (子供の頭も撫でてはいけない)
- 左手は不浄の手とされているので、物の受け渡しや握手は必ず右手で行う
- 生理中の方は、寺院に入らない
- 寺院を訪れる際は、肌の露出を控え、正装を心掛ける ・・・など

いくつかの注意事項を挙げましたが、どれも少しの心構えで防げることばかりです。
私が移住を決めるほど惚れ込んだバリ島は、とても素敵な良い場所です!
楽しいアクティビティー、美しい寺院や景色、美味しい料理に贅沢なスパ、地元の人々も親切で、日本語を話す方も大勢いらっしゃいます。
地元の方との交流も楽しく、市場や道端で値切り交渉をして買い物するのも、良い思い出になるでしょう。
日本では味わえないのんびりとした南国リゾートや、活気に満ちた地元雰囲気を、存分に楽しんで頂きたいです♪