私はバリ島で、7歳と6歳になる母娘の猫を飼っています。(元保護猫)
海外からバリ島へ移住した人や、現地の人々の中にも、動物を飼っている人が沢山居ます。
ただバリ島では、動物の飼い方や価値観について、日本とは少し違うな・・・と感じる点があるので、今回はバリ島のペット事情についてご紹介したいと思います。
また、私が信頼している動物病院なども、是非参考にして下さい。
※動物に対しての価値観や飼い方は、人それぞれ違いますので、あくまでも「私の感じたこと」として読んで頂けると嬉しいです。
バリ島のペット事情【動物の飼い方】
バリ島の現地の人々は、基本的に犬や猫の動物を放し飼いにしていて、ご飯はあげますが、番犬の役目 として犬を飼う場合が多いです。
猫も同様に、家の中と外を自由に行き来出来る環境で飼うことが多く、人と動物が “共存” しているような印象です。
もちろん中には、家の中だけで飼っていたり、避妊手術やワクチンを受けさせている人も居ますが、“動物を飼う” という概念や、“動物の飼い方” が、少し日本とは違うような印象があります。
例えば、ビーチでの犬の散歩中はリードを付けない、移動の際はバイクの足元に犬を乗せる、躾をしない、ワクチンや避妊手術をしない・・・など。
また、ペットショップというのは無く、ほとんどが野良犬や野良猫の保護からペットにするパターンが多いです。
小型犬や、血統書付きの珍しい種類の犬や猫の場合は、ブリーダーから譲り受けることもあります。
コロナ禍で急増した、野良犬や野良猫たち
動物への思いや飼い方に「正解」は無いですが、コロナで母国に帰国した外国人や移民者の中には、犬や猫を捨ててしまった人も多く、ビーチや道端では沢山の動物が飢えに苦しんでいました。
避妊手術をしていない動物は、子供をどんどん産むので、野良犬や野良猫が一向に減りません。
そんな犬や猫に、無償でご飯を与えたり、保護をして里親探しのお手伝いをしている団体も多く、やはり動物を飼うなら、最後まで愛を持って飼って欲しいな・・・と願うばかりです。
バリ島で、動物たちの保護活動たちをする人々
コロナ禍で急増した野良犬や野良猫について、里親探しのお手伝いをする団体や、個人的に餌をあげている人が沢山居ます。
ご紹介する人々は、ごく一部となりますが、是非活動の様子をインスタグラムでご覧になって下さい。
本当に頭が下がる思いで、尊敬しています。
① @pan._.hana
バリ島在住の日本人夫婦で、犬猫の保護活動を続けています。
ご自宅では、元保護犬の28頭と暮らしています!
② @himawaribeachhouse
チャングー地区のブラワビーチにて、海の家を経営しているご夫婦は、ビーチに住む野良犬たちに毎日ご飯をあげています。
ご自宅では、元保護犬の6頭と暮らしています!
その他にも・・・
- @balianimalrescue
- @dogshousebali
- @act4balidogs
- @balirescuedogspuad
- @luckydogrescuebali
- @balidogassociation ・・・などなど
インスタグラムにて、#balidogrescue と検索すると、沢山の団体や個人での活動を見ることが出来ます。
中には、寄附金を募っている団体もあるので、協力して頂けると喜ぶと思います。
クタ地区にある、24時間営業の動物病院
我が家の猫もお世話になっている、インターナショナルの動物病院です。
正直、費用は決して安くはありませんが、24時間体制でドクターが常駐していること、医療機器や入院の設備が整っていること、これまでにあまりトラブルを聞いたことがないので、私は信頼しています。
【費用の例】※2023年1月現在
- 管理費:100,000Rp
- 診療費:150,000Rp〜 (深夜は250,000Rp)
- 猫の避妊手術:雄 550,000Rp / 雌 650,000Rp
クレジットカードでの支払いが可能です。
バリ島旅行に来た際、野良犬には触らないこと
バリ島内には、人に飼われていない野犬も多く、ワクチンなどを接種していない場合があります。
野犬に出会った時は、触ったり近付いたりしないようにしましょう。
万が一噛まれた場合は、念のため病院に行って、狂犬病の注射を受けることをオススメします。
<日本語対応が可能な病院>
①BIMC
24時間営業
ホームページ:https://bimcbali.com
Google Map:
- クタ地区 https://goo.gl/maps/VUukCyZnZ3ZUEDS79″
- ヌサドゥア地区 https://goo.gl/maps/KXcb2XDbJcjBVCp37
- ウブド地区 https://goo.gl/maps/vpDP4W4y6FdyneJD9
②たけのこクリニック(クタ地区)
8:00〜20:00(土日は16:00まで)
ホームページ:http://takenokogroup.com/
Google Map:https://goo.gl/maps/4jcpU25QFh4LoAr59
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バリ島のペット事情についてご紹介しましたが、日本の愛犬家や愛猫家の皆さんには、少し衝撃的な部分もあるかもしれません。
価値観や動物の飼い方には「正解」が無いので、国民性や環境の違いだと思って、理解しなくてはいけない部分もあるのかな、と思ったりします。