バリ島の暮らし・生活・滞在者向け

バリ島の伝統的な豚料理【バビグリン】貴重な調理中の動画を初公開!

最近、SNSでよく見かけていた、”大きな皮” のバビグリン。

バビグリン と言えば、バリ島を代表する伝統料理なんですが、豚1頭を串に刺して、直火でじっくりと焼き上げる料理です。

そして何と言っても美味しいのが、「皮」!!

パリッと香ばしい皮と、ジューシーなお肉が絶品です♡

そのバビグリンの皮を、惜しげもなく巨大なサイズで提供してくれるワルンがあるので、早速ご紹介したいと思います!

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初めて見た、バビグリンの調理風景。衝撃でした!!

バリ人の友達と一緒に訪れたのは、クタ地区から車で 約1時間半 の場所にある、ギャニャール というエリアです。

バリ島の中心部に位置し、ウブド地区の近くになります。

出発したのは、早朝6時・・・

バビグリンの調理風景は、お店の開店前しか見られないという事で、早起きをして行ってきました。

ワルン ベンクン / Warung Vengkung は、日本風に言うと古民家カフェの様な雰囲気で、自宅の一角をお店にして営業しています。

バリ島の伝統的な造りの家で、かなり広い敷地です。

到着したのは、朝7時過ぎ・・・

敷地の奥に調理場があり、バビグリンが焼かれていました!

バリ料理の中で、1番好きなバビグリンは、普段からしょっちゅう食べますが、実際に焼かれている姿を見たのは初めて!!!

めちゃくちゃテンション上がりました。

直火でじっくり2時間。バリ島の伝統料理【バビグリン】作り方

バビグリンは、丸ごと1頭の豚をさばき、内臓を取り出して処理した後、バリ料理に欠かせない調味料(ブンブ)やスパイスなどを詰めて、直火でじっくりと焼きます。

焼き時間は、およそ2時間。

その間、人力で「グリングリン」と串を回しながら、中までじっくりと火を通します。

こうする事で、調味料がお肉に染み込み、皮もパリパリに仕上がるそうです。

皮をパリッと焼き上げる為に、表面に「ウコン」を塗るそうです。

豚1頭は、余す所なく調理して食べます!大切な命・・・

焼き上がったバビグリンは、表面の汚れを落としてから、丁寧に解体されていきます。

このワルンでは、”大きな皮” が名物なので、特に皮を剥がす作業は丁寧に行われていました。

解体中の、「ザクザク」という音を聞くだけでも、皮がパリパリに焼かれているのが伝わります。

内臓は、下茹でをして、スパイスと一緒に煮込んだり揚げ物にしたり、豚足もスープにしたりと、余す所なく調理し、全ての部位を頂きます。

敷地の一角に豚が飼育されていましたが、大切な命を頂くわけですから、残さず食べないといけないなと感じました・・・

ちなみにこのワルンは家族経営で、創業は40年になるそうです。

以前は、豚肉全般の料理を提供していたそうですが、パンデミックの影響でお客さんが減り、1年前から、”巨大な皮” のバビグリンを始めたそうです。

「お客さんの喜ぶ顔が見れると嬉しい」と、オーナーさんは話していました。(YouTube内に、インタビューあり)

名物の大きな皮と、出来立てのバビグリンを実食!!!

まず、見た目のインパクトが凄い!!!

普段食べているバビグリンの、5倍以上の大きさがありそうな、皮!

顔の大きさと変わりません・・・(笑)

食べてみると、もの凄くパリパリで、とても美味しかったです!

お肉は、バリの調味料(Bumbu / ブンブ)が染み込んでいて、ジューシーで美味しい!

そして、バビグリンに欠かせないのが、ラワール です。

ココナッツフレークや野菜を和えたもので、バビグリンとの相性が最高です。

ジューシーなお肉
ラワールとソーセージ

気になる値段は・・・?

この大きな皮のバビグリンは、1人前 70,000ルピア(約550円) です。

皮、お肉、ラワール、揚げ物、煮物、スープ、飲み物がセットになります。

通常サイズの皮の場合は、30,000〜40,000ルピア(約230〜300円) です。

店頭で持ち帰りも出来るし、ワルンでも頂けます。

大きな皮は、最近とても人気だそうで、午前中には売り切れてしまいます。


(オーナーさんと記念写真✌️)

無くなり次第終了 との事なので、気になる方は、是非早起きをして行ってみて下さいね♪

バビグリンが恋しい方は、是非YouTubeの動画をご覧下さい!

ワルン ベンクンにて、バビグリンの調理風景や食べている所を動画で撮ってきました。

バリに行きたくても行けない今、きっとバビグリンが恋しい方も多いと思います。

この動画を見て、少しでもバリ島を感じてもらえたら嬉しいです🐷

インドネシア語での会話部分には、日本語翻訳 を載せているので、インドネシア語を勉強中の方は、是非参考にして下さい!

◆インスタグラムで行なっている、インドネシア語講座のアカウントも要チェック!→ @bahasa__mio

 

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バリ島の伝統建築が美しい民家の一角で、バリ料理のバビグリンを食べる・・・

流れている音楽、鳥や動物の鳴き声、愉快なバリ人との会話、美味しい料理など、全てがバリ島そのもので、とても癒されました。

なかなか、旅行者では行く機会がない、THE ローカル な雰囲気が満載ですが、ディープなバリ島を知りたい方には、是非訪れてみて欲しいなと思います。

 

【バビグリン ワルン ベンクン / Babi Guling Warung Vengkung】
📍ギャニャール地区
営業時間:9:00〜16:00頃(土日は14:00頃まで)
※無くなり次第終了
インスタグラム:@babigulingvengkung
Google Map:https://goo.gl/maps/m9zKnzC6n37LcVAD8