バリ島の観光は、徐々に再開の兆しが見えて来ていて、旅行を計画している人も居るのではないでしょうか?
・・・ですが、様々な事情で、まだ旅行を控えている人も多いと思います。
そんな方に、SNSやブログを通じて、少しでもバリ島の空気感や雰囲気を感じてもらえたら嬉しいです!
今回は、日本のご家庭でも作れる、バリ島の伝統的なお菓子 ジャジャン / Jajan の レシピと作り方 をご紹介したいと思います。
クッキングクラスに参加してきたので、その様子も是非動画でご覧になって下さい★
目次
バリ島の伝統的なお菓子『ジャジャン』レシピと作り方
バリ島には、沢山のスイーツがありますが、その多くが自然の食材から作られている 無添加食品 です。
バリヒンドゥー教のセレモニーや結婚式、普段の生活にも欠かせない、色とりどりのお菓子なんですが、どれも家庭で手作りされています。
カラフルな色合いですが、着色料などは使わず、南国の果物や葉っぱの絞り汁を使用しているのも特徴的!
材料も、米粉や小麦粉など、日本でも手に入るもので簡単に作ることが出来るので、是非ご家庭で作ってみて欲しいです♪
1. Kelepon / クレポン
色付きの白玉のようなスイーツで、モチっとした皮に、口の中で甘いパームシュガーが溢れ出し、素朴な味わいで美味しいです!
<材料>
- ◉もち米粉 150g
- ◉米粉 50g
- ココナッツミルク 20ml
- 緑の野菜の絞り汁 + 水(パンダンの葉・ほうれん草など) 100ml
- ★パームシュガーシロップ 適量
- ★ヤシ砂糖 適量
- お湯(茹で用)
<作り方>
- ボウルに◉の材料を混ぜ合わせ、ココナッツミルクを加える
- ①に緑の野菜の絞り汁を加え、色付けしながらこねる
- 生地の硬さは、耳たぶの柔らかさが目安(硬いようなら、少しづつ水を加える)
- 生地を2センチ大に丸め、中にパームシロップ 又は ヤシ砂糖を入れて包む
- 沸かしたお湯に入れ、浮き上がってきたら完成
<ポイント>
生地が破れてしまうと、茹でている最中に中身が溶け出てしまうので、中身を包む際に破れないようにご注意。
また、ヤシ砂糖が無い場合は、黒砂糖 で代用が可能。
パームシロップは、黒蜜 で代用が出来ます。
2. Pulung-Pulung Ubi / プルンプルン ウビ
キャッサバ芋とココナッツの風味が良く、シャリシャリとした食感と、中身のヤシ砂糖が甘くて美味しい!
<材料>
- ◉キャッサバ芋 250g
- ◉ココナッツの実 50g
- 塩 5g
- ★ヤシ砂糖 25g
- 油(揚げ用)
<作り方>
- キャッサバ芋とココナッツの実を、千切り器 又は 粗めのおろし金で削る
- ①をボウルに入れ、塩を加えて手で混ぜる
- 2〜3センチ大に丸め、中にヤシ砂糖を入れて包む
- 油でカラッと揚げたら完成
<ポイント>
生地にヤシ砂糖を入れたら、ギュッギュッと強めに丸めながら握り、崩れないようにしましょう。
ヤシ砂糖が無い場合は、黒砂糖 で代用が可能。
キャッサバ芋が無い場合は、サツマイモ で代用が出来ます。
3. Pisang Rai / ピサン ライ
バナナを白玉粉で包んだような、日本には無い組み合わせのスイーツです。
<材料>
- バナナ 2本
- ◉米粉 27g
- ◉タピオカ粉 25g
- ◉ココナッツミルク 50ml
- ◉塩 5g
- 水 適量
- お湯(茹で用)
<作り方>
- バナナを斜め切りにスライスしておく
- ◉の材料をボウルに入れ、少しづつ水を加えて、天ぷらの衣くらいの硬さの生地を作る
- その生地にバナナをくぐらせ、お湯に入れて5分ほど茹でたら完成
<アドバイス>
甘さが足りない場合は、パームシュガーシロップ(黒蜜)をかけると美味しいです!
4. Babur SumSum / ブブール スムスム
緑の野菜のジュースを使った、日本には無いお粥風のスイーツです。
<材料>
- ◉米粉 100g
- ◉緑の野菜の生絞り + 水(パンダンの葉・ほうれん草など) 500ml
- ◉ココナッツミルク 100ml
- ◉ヤシ砂糖 50g
- ◉塩 5g
- すりおろしたココナッツの実 適量
- パームシュガーシロップ 適量
<作り方>
- ◉の材料をお鍋に入れ、焦げないように中火にかけながらヘラで混ぜる
- 約30分程火にかけ、生地がドロッと重くなったら、常温に冷やして完成
- トッピングで、ココナッツの実とパームシロップをかける
<アドバイス>
根気よく火にかけて混ぜ続けるので、少々大変・・・
盛り付けの器に、バナナの葉っぱを使うとバリっぽいです!
5. Sumping Waluh / スンピン ワルー
ほんのりオレンジ色で、ほんのりカボチャの甘みがする、プルプルもっちり食感のスイーツです!
<材料>
- すりおろしたカボチャ 250g
- ◉米粉 250g
- ◉ココナッツミルク 50ml
- ◉砂糖 100g
- ◉塩 10g
- バナナの葉 適量
<作り方>
- 少し実が残る程度に、粗めにカボチャを擦り下ろす 又は ミキサーにかける
- ボウルに①と◉の材料を入れて混ぜる(生地が硬い場合は、水で伸ばす)
- バナナの葉っぱに②を適量載せ、折り畳むようにして包む
- 30分ほど蒸し器に入れたら完成
<アドバイス>
生地は多少水っぽくても、蒸すと固まりました。
バナナの葉っぱで包むと、香りが移ってバリっぽい風味になりますが、用意出来ない場合は、クッキングシート で代用が出来ると思います。
6. Nangka Goreng / ナンカ ゴレン
南国フルーツの代表、ジャックフルーツ(バリ島では、ナンカ と呼ぶ)を使った、揚げ物のスイーツです。
<材料>
- ジャックフルーツ 200g
- ◉小麦粉 200g
- ◉米粉 50g
- ◉卵 2個
- ◉砂糖 50g
- ◉塩 5g
- 冷水 200ml
- 揚げ油
<作り方>
- ジャックフルーツを、食べやすい大きさに千切る
- ◉の材料をボウルに入れ、冷水を少しづつ加えながら混ぜ、天ぷらの衣くらいの硬さの生地を作る
- ジャックフルーツを生地にくぐらせ、油で揚げれば完成
<アドバイス>
天ぷらをイメージすると分かりやすいです。
小麦粉、米粉の代わりに、天ぷら粉と重曹少々でも出来ると思います。
クッキングクラスの様子は、是非動画でご覧ください!
バリ島で行われた、ムダナシェフのクッキングクラスに参加してきた様子を、YouTubeにアップしました。
お子様も合わせて、15名程の参加者が集まり、ワイワイと楽しかったです♪
チャンネル登録して頂けると、大変嬉しいです★
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初めてクッキングクラスに参加し、バリ島のジャジャン作りを体験しましたが、着色料を使わず、自然の食材を使って色付けしていることに驚きでした。
どれも甘さ控えめで素朴な味わいでしたが、個人的には プルンプルン ウビ が特に美味しかったです♡
甘さや分量など、お好きな配分に調整しながら、是非ご家庭でもバリ島の味を再現してみてはいかがでしょうか?!