バリ島には、数多くの観光スポットがありますが、バリヒンドゥー教の寺院に興味がある人も多いはず。
ウブド方面の観光に行く際は、ゴアガジャ遺跡寺院(Pura Goa Gajah)に是非立ち寄ってみて下さい!
バリ島のガイドブックなどでも度々紹介されていますが、忘れられない見た目のインパクトと、神秘的な洞窟や沐浴場が見所です。
更に、あまり知られていませんが、洞窟の裏手には緑が茂る渓谷が広がり、美しい自然の景色を堪能することが出来ます。
インスタ映えも間違い無しの寺院ですので、カメラの準備も忘れずに!
目次
バリ島を代表する、ゴアガジャ遺跡寺院の歴史
ゴアガジャ遺跡寺院は、別名「象の洞窟」とも呼ばれる寺院で、発見されたのは1950年代頃。
11世紀の古代遺跡だと言われています。
ゴアガジャ遺跡の内部は洞窟のようになっていて、戦争の時には防空壕のように使用されており、その後はここで瞑想をする人も多かったそうです。
年々、遺跡の周りが崩れ落ちてきている為、修復工事を行っていますが、年々見た目が小さくなっている印象です。
この形が、いつまで保てるか分からないので、興味のある方はなるべく早く訪れることをオススメします!
2023年3月に訪れた際の、最新のゴアガジャ情報と見所について、ご紹介したいと思います!
入場料と、バリヒンドゥー教の寺院を参拝する際のお願い
場所は、ウブド地区にある、ゴアガジャ通り 沿い。
南部のビーチエリアを出発した場合、ウブドの中心部へ向かう途中にある為、通り道として立ち寄ることが出来ます。(車で約1時間半)
駐車場から寺院の入り口までは、お土産屋さんの路面店がズラリと並んでいます。
こういった路面店で買い物をする際は、値段交渉を忘れずに!
◆こちらの記事をチェック! 値段交渉を成立させる秘訣とは・・・?
お土産屋さんを抜けると、右手にチケット売り場があります。
バリヒンドゥー教の寺院を訪れる際のお願い
バリ島には数々の寺院がありますが、下記でお願いする内容は、どこの寺院でも共通しています。
海外からの旅行者も例外ではないので、バリヒンドゥー教への敬意を忘れずに、ご理解とご配慮をお願い致します。
- 生理中の女性は寺院に立ち入らない(怪我などで出血している方も含む)
- 過度な露出を避け、寺院訪問の際は男女共にサロンを巻くこと(各寺院にて貸し出しがあります)
- お祈り中は邪魔をしない(大声で騒ぐ、カメラのフラッシュなど)
- お酒に酔っている方、近親者が亡くなったばかり(50日前)の方はご遠慮下さい
寺院の見所を徹底解説!洞窟内にも潜入!
入り口を抜けたら、石造りの階段を降りて行きます。
数年前に比べると、舗装されて随分と綺麗になっていました。 ※雨の日は滑りやすいのでお気を付けください。
上から遺跡寺院を一望することが出来ますが、晴れていると景色がとても綺麗です!
下まで降りると、壊れた遺跡の欠片が積み上げられています。
右手には、沐浴場が出て来ます。
この沐浴場には、戦後最大の遺跡とも言われている女神の像が並んでいて、今でも満月の日やお祭りの際には、現地の方々がここで沐浴をします。
そして、インパクトのある遺跡の入り口がこちら!
人の顔をモチーフに彫刻されていて、「あ〜ん」と口を開けている所から、洞窟の内部に入ることが出来ます。
内部は薄暗くて湿度も高く、お香の煙と香りが充満しています。
壁に空いた穴で座禅を組み、瞑想をする人も居るそうです。
奥に進むと、ガネーシャ像 や、3体の リンガ・ヨニの石像 が祀られています。
リンガ・ヨニの石像には、「子宝」や「幸運」などの意味があります。
遺跡の下に広がる緑の渓谷は、隠れた穴場スポット
遺跡寺院の裏手には緑の渓谷が広がり、ガジュマルの木や、苔むした巨大な岩が並んでいます。
奥には、バリヒンドゥー教の祠があり、地元の方々はここでお祈りをします。
少し階段が多いので、なかなか下まで降りる人が少ないですが、時間のある方は、是非渓谷の方にも足を伸ばしてみて下さい!
ゴアガジャ遺跡寺院の見所を、動画にまとめました!
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