インドネシアは、80%がイスラム国なので、基本的に 豚料理はNG とされていますが、バリ島は、バリヒンドゥー教 という独自の宗教が根付いている為、豚肉も食べます。
バリヒンドゥー教のセレモニーやお祝い時に欠かせない、バビグリン と呼ばれる伝統料理がありますが、これは豚を丸ごと焼き上げて作る料理です。
見た目のインパクトは強烈ですが、病みつきになる美味しさで、私も大好き!
街中にも、バビグリンの専門店がありますので、バリ島に来たら一度は食べてみて欲しい料理です♡
バリ島の伝統料理の代表「バビグリン」の作り方
バビグリンは、簡単に言えば、豚の丸焼きです。
七面鳥みたいにオーブンに入れて焼ければいいですが、さすがに豚1匹はオーブンに入りませんよね?
どのように焼くかというと、豚の身体に棒を刺して、人力でグルグルと回転させながら、直火で香ばしく焼き上げるのです!
皮をパリパリにさせる為に、豚の表面にウコンを塗って焼くんだそうです。
豚のお腹の中には野菜や香辛料を入れて、皮はパリッと、お肉はジューシーに焼き上げます。
内臓はカリッと揚げ物にしたりソーセージにして、焼き上がったお肉と焼いた野菜も一緒に、ご飯と共に頂きます。
本当に病みつきの味で、すっごく美味しいですよ!♡
バビグリンに必ず付いてくる、ラワール とゆう野菜も、これまた美味! 野菜、細かく刻んだ肉、ココナッツのフレークを混ぜて作ります。
バリ島のB級グルメと言えば?!バビグリンを屋台で食べよう♪
バリヒンドゥー教のお祝い以外の日でも、バビグリンの専門店に行けば、手軽にいつでも食べることが出来ます。
バビグリンの専門店には、必ず豚の丸焼きの看板があります。
そして、豚の丸焼きがガラスケースに陳列されているので、見つけやすいです!
気になるお値段ですが、お店によって違いますが、大体1人前で 25,000~40,000ルピア / 約 200~350円 程度です!
手間暇かかってるのに、驚きの安さ!
美味しいバビグリンが食べたい場合は、やはり現地の人に聞くのが一番!
タクシー運転手やホテルの人に尋ねてみると良いかもしれません。
バビグリンが有名な、ウブド地区にあるイブオカ
バリ島の旅行雑誌でも度々紹介されている、ウブド地区にあるバビグリン専門店の イブオカ / Ibu Oka は、美味しいけど正直料金が高い・・・
ひと昔前までは、300円くらいで食べれたけど、今では 80,000ルピア (約 700円) にも値上がりしているそうです。 (涙)
イブオカは、美味しいし綺麗なレストランなのでオススメですが、街中の屋台でも充分美味しいし、もっと安く食べられます!
(写真:イブオカのバビグリン)
バビグリンのセットで付いてくる、串に刺さったこのお肉も美味しいんです♡
たまにこれだけお持ち帰りにして、ビールのお供にしています♪
バリヒンドゥー教のお祝いには、バリ島の伝統料理「バビグリン」をお振舞♪
バリ人の友人宅にて行われた、誕生日パーティー♪ 毎年ではありませんが、祝う年齢によっては盛大にパーティーを開くことがあります。
この日は、僧侶の方が読経し、その周りにはお供え物のチャナンや大きなバビグリンが・・・
セレモニーが終わったあとは、皆で頂きました♪
私がオススメする、クタ地区の美味しいバビグリン屋さん♡
気になる方は、Google Mapを頼りに行ってみて下さい♪
1. Nasi Balung (旧ハーディーズ クタの裏辺り)
おすすめポイント 24時間営業、料金は150円くらい、昔からある老舗店・伝統の味・大盛り
2. Warung Babi Guling Bu Dayu (ラヤクタ通りの交番手前)
おすすめポイント 通り沿いなので外国人ゲストも多い、料金は250円くらい、営業は夜のみ