ここ数年、SNSをきっかけに流行り始めた、バリ島東部 の観光スポット。
特に人気のスポットは、”天空の寺院” と呼ばれている ランプヤン寺院 や、バリ島最高峰のアグン山と写真が撮れる ラハンガン スイート や、鯉が沢山泳いでいる ティルタガンガ など。
いづれも遠方にあり、これまではあまり注目されていなかったスポットですが、SNS効果のおかげで、今では沢山の人々が訪れる人気のスポットになりました!
・・・ですが、東部観光を計画している方に、事前に知っておいて欲しい注意点 があるので、是非参考にして欲しいと思います。
目次
バリ島東部を観光する際の注意点&おすすめコース
バリ島東部へ観光に行く前に、まず知って欲しいことの1つは、移動時間 についてです。
空港周辺に滞在している場合、出発時間にもよりますが、片道3〜4時間 の道のり と、かなり遠いです。
サンライズ目的の場合、夜明け前の4時頃に出発する必要があり、午前中の8時以降に出発する場合は、道路が混むので、片道4時間くらいは覚悟した方が良いでしょう。
また、車チャーターなどを利用する場合、遠方料金 が追加されます。
更に、山のエリアのため天候が変わりやすく、アグン山を背景に綺麗な写真が撮れるのは、天気とタイミング次第なので、正直結構難しいです。
おすすめの東部観光コースは・・・
4:00 ホテル出発
6:30〜7:30 ラハンガンスイート
8:00〜10:00 ランプヤン寺院(写真撮影に並ぶ)※時間短縮の裏技は下記にて
11:00〜13:30 ティルタガンガ&ランチ
14:30〜15:30 タマンウジュン
16:30〜17:30 チョコレートファクトリー
20:00 ホテル着
このコースの場合、14時間の車チャーター が必要となります。
今回実際に行ってきたので、それぞれのスポットについてご紹介していきます!
ラハンガンスイート / Lahangan Sweet
ここは、晴れていれば雄大な朝日と、アグン山が目の前で眺められる絶景スポット!
敷地内にいくつかの撮影ブースがあり、時間帯にもよりますが、あまり混んでいません。
ただし、スポットに行くまでの道が険しく、普通車では登ることが出来ません。
入り口で有料のジープに乗るか、徒歩の場合は約20〜30分程トレッキングが必要です。
ランプヤン寺院 / Lempuyang Temple
ここは、東部の観光スポットで、人気No.1です!
天空の寺院 と呼ばれていますが、とにかく大人気過ぎて、割れ門正面での写真撮影には長時間並ぶ必要があります。
先日、8:00頃に到着した時点で、既に174番目(約3時間待ち) の状態で、私は割れ門正面での撮影は諦めました・・・
ランプヤン寺院でスムーズに撮影したい場合は、6:30頃に到着することをオススメします。
順番待ちの間は、ランプヤン寺院内を見学しながら、時間潰しをしましょう。
<ランプヤン寺院の裏事情と裏技>
1. SNSでバズっている割れ門での写真は、鏡を使ったトリック です。
正直、ランプヤン寺院じゃなくても、同じような写真が撮れるのでは?と思います。
ただ、晴れていたらアグン山を背景に撮影できるので、そこは魅力的!
2. 割れ門の正面で撮影する場合、2〜3時間は順番待ちをする必要がありますが、割れ門の裏側 でも撮影が可能で、そこは空いています。
少し背景は変わりますが、時間短縮したい方は、裏門で写真を撮るのがオススメ!
3. 撮影は 必ず順番待ちをする 必要があり、入場券に番号札が貼られています。
5:00頃に到着すると、1番の札が貰えるそうですが、撮影は朝日が出てくる6:30過ぎがオススメなので、どちらにしても寺院に到着してから数時間は待たなくてはいけないのでご注意。
ティルタガンガ / Tirta Gangga
水の宮殿 と呼ばれていて、綺麗な庭園のような場所です。
池には沢山の鯉が泳いでいて、飛び石で写真を撮るのが定番のようですが、ここも沢山の人が順番待ちをしていて、並ぶ必要があります。
ちなみに、撮影スポットとしては、池の飛び石も良いですが、奥に行くと割れ門や石像などがあるので、敷地内を散策しながら写真撮影を楽しみましょう!
また、入り口付近や敷地の奥にレストランが数件あり、ランチタイムに合わせて行くのがオススメです。(ランプヤン寺院の周辺には、飲食店があまり無いのでご注意)
タマンウジュン / Taman Ujun
ノスタルジックな雰囲気があり、絵葉書になりそうな綺麗な景色が眺められます。
趣きのある建物や、敷地内に広がる大きな池、高台には撮影スポットとして有名なステージがあります。
ただ、特にここは見所が無く、”ピクニックがしたくなるような平和な公園” といった雰囲気でした。
また、入場料が他のスポットに比べて割高です。
チョコレートファクトリー / Chocolate Factory
東部観光から戻ってくる道中にある、チョコレートファクトリーは、椰子の木に囲まれたロケーションで、目の前には海が広がります。
建物が老朽化していて、以前のような活気は無くなっているものの、手作りチョコレートの販売や、ワークショップは健在のようです。
海に向かってブランコがあり、今ではバリ島のシンボルになっている 椰子の木ブランコ(バリスウィング)の元祖 とも言える場所です。
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久し振りにバリ島東部を観光してみて、遠方にも関わらず、世界中から沢山の旅行者が訪れていることに驚きました。
SNSやメディアの力は凄いな、と感じつつ、旅行者が全く居なかった頃のランプヤン寺院が恋しくなったりしました・・・
日本から、短期間のスケジュールでバリ島旅行に来る場合は、東部観光は丸1日かかってしまうので、慎重に計画して欲しいと思います!