離島

ラジャアンパットの秘境【ワヤッグ島の絶景&野生のサメと泳ぐ旅】

1日目:バリ島を出発して、約17時間。西パプア島のワヤッグ島に到着

※1つ前の記事に詳細を書いているので、行き方については省略します。

ソロン空港を出発し、フェリーからスピードボートに乗り換え。

その道中で、有名なダイビングスポットの ラジャアンパット(Raja Ampat)周辺を通りますが、立ち寄ることもなく、ひたすらワヤッグ島だけを目指しました。

ボートから見える景色は、「秘境」の名に相応しいジャングルと、無人島の数々です。

宿でのチェックインを目指し、スピードボートが進んでいきます。

途中で、(もしかしたらワヤッグ島で食事なんて出来ないのでは・・・?)と不安になった私達は、釣りを開始。笑

もの凄く綺麗な海で、イカが泳いでる姿や、海底の珊瑚も丸見えです。

そして我らのリーダー「ワヤンさん」は、やっぱりさすがです。

ちゃんと食べられる魚をゲットしてくれました!

そしてようやく、宿にチェックインです。

ワヤッグ島を目指す際に使ったスピードボートは、3日間チャーターしました。
船員の方々はボート泊していたので、最後に料金とは別に、多めのチップを渡しました。

ちなみに、今回の旅でかかった、各料金については記載しません。
もしも本気で行きたい方は、ご連絡頂けましたら、参考程度にしかなりませんが教えます!

◆Instagram → @mio__yamaha

宿泊先は・・・廃墟?

ワヤッグ島の近くで私達が止まった宿は、

  • 見た目は廃墟
  • インターネットは、当然の様に通じない
  • 電気は18時以降のみ使用可能

言わなくても分かると思いますが、エアコン無し&水シャワーです。

こんな小さな島で、寝床があって、水が出て、壁と天井が付いてる部屋なら、むしろ上等です。(笑)

小さな島にポツンと建てられた、小屋みたいな所。

一応ゲストハウスなので、宿泊の受け入れ態勢は整っています。

私達は、ここで2泊3日を過ごす為、3食付きのプランを利用。※この島には、この宿以外の建物やお店などはありません。

3食付きで、目の前は海! ハンモックだってあるし、いつだって釣りが出来るし、コーヒーがタダです!(笑)

2日目:野生のサメと泳ぐ

そもそも今回、パプア島の秘境 ワヤッグ島(Wayag Island)を訪れた理由は、日本でサメの研究をしている知り合いが居まして、その方から

「インドネシアで、野生のサメと泳げる場所を探せ!そしてお前は、サメと泳ぐ担当で一緒に来い!」

と言う指令があったのです・・・(苦笑)

そして見つけた所が、ワヤッグ島でした。

ネットでも情報が少ない秘境の地なので、ローカルの友達に通訳で入ってもらい、4人で行きました。

目的のサメと泳ぐ為に、まずは釣り

道中で釣った魚を持って、ワヤッグ島の中でも、野生の鮫が集まることで有名なスポットに行きました。

そこで、餌になる魚を捌き、血の匂いでサメをおびき寄せます。

数分で、15匹くらいのサメが集まってきました・・・

そこで、サメの研究者が何やらグッズを取り出し、

「これを足に付けていればサメは寄ってこないから、海に入れ」

・・・と、無茶振りな指令です。

でも無茶振りではありません。

これが今回の私の担当ですから、やるしかありません。(泣)

私の周りに居るのは、全部サメです。

体長は、1,5メートルくらいでしょうか。

背びれに黒い斑点があるのが特徴で、性格は大人しいそうです。

むしろ本来サメは、人を襲ったりはしないです。(”勘違い” で噛まれることはある)

腰に手を当てているのは、餌と勘違いしたサメに、指を食われる可能性があるからです。
ちなみに足の指は、砂の中に埋めてます。

PRではありませんが・・・「海園」のサメよけアイテムが凄い!

実際、このサメよけアイテムは本当に効果が立証され、日本で特許を取得 しました。

現在は主に、サメが大敵となる マグロ漁師 の間で、サメよけとして使われているそうです!

また、ダイバーのウェットスーツや、マリンスポーツ用のライフジャケットにも使われ始めています。

「海園」と言う商品で、日本各地で取扱いが始まっています。

◉取扱店はこちら → 海園|鮫被害軽減装置

海外の数ヶ国でも特許を出願中なので、今後、インドネシアに進出する日も近いかもしれません。

小型なので、サーファーにも需要が出そう!

また、サメを傷付けたりはしない商品ですので、海の生物を守る目的でも、沢山出回ると嬉しいですね。

美しいビーチが広がる、無人島でランチ&ドローン撮影

サメと泳いだあとは、無人島に立ち寄り、宿が持たせてくれたお弁当を食べました!

もうね、言葉に出来ないくらい美しい場所で、ドローン飛ばして動画を撮りまくりました。

記事の最後で紹介してるので、是非動画もご覧ください♡

死ぬまでに見たい!ワヤッグ島の絶景スポット inラジャアンパット

無人島を満喫し、この旅のもう1つの目的地へ。

ワヤッグ島の頂上からの絶景を眺める為に、ボートから山に上陸し、珊瑚の崖を登りました。

そして到着したのがここです!!!!

小さな無人島が、真っ青の海にいくつも浮かんでいます。

とてもとても感動的な絶景でした!!!

この絶景スポットは、インドネシア国営のガルーダインドネシア航空や、JALの機内でも動画が流れていますので、是非チェックしてみて下さい。

こんな素晴らしい場所へ、実際に訪れた私は、なんてラッキーなんでしょうか♪

YouTubeで、是非動画をご覧ください!

美しい無人島やワヤッグ島の絶景を、ドローンで撮影しました。

1分間の短い動画ですが、素晴らしさは充分に伝わると思うので、是非感動を分かち合いましょう!!!!

動画編集 by @shunoguma

3日目:まさかの・・・フライトキャンセル!旅の延長決定

ワヤッグ島で2泊し、早朝から港へ向け出発。

フェリーに乗り換え、ソロン空港近くの宿に予定通りチェックイン。

そして、約2日半振りにインターネットを繋ぐと・・・

お客様の予定フライトは、翌日の夕方に延期されました

とのこと。

ここまで来ると笑うしかないです(笑)

旅にトラブルは付き物!!!(特に秘境なら)

4日目:南スラウェシの首都【マカッサル】1泊2日の旅

航空会社の都合によるフライトキャンセルだった為、宿泊ホテルや空港からの移動は、全て航空会社が手配してくれました。

そしてなんと!

リーダーのワヤンの友達が住んでいるとの事で、車を出してもらい、マカッサルの街へ夜遊びに出かけました!(笑)

マカッサル名物の チョト(Coto) も食べて、翌日には滝がある公園にも連れて行ってもらいました!

チョトは、牛肉のモツ煮込みみたいな料理で、凄く美味しかった♡

滝がある公園は、日本人(というか外国人?)が珍しいのか、何人もの男性に2ショット写真をお願いされました。

ちょっとしたアイドル気分でしたww

そして、急遽とは思えないほど満喫したマカッサルを後にし、予定通りバリ島行きのフライトに乗って、帰路へと着きました。

※警告※ インドネシアの秘境に行くなら、虫除けと長ズボン必須

バリ島へ戻って3日後・・・

全身が痒い痒い・・・

マラリア防止の為に、虫除けは入念にしていたんですが、違う謎の虫に刺されたようで、全身(特に下半身)がボツボツだらけになりました。

多分、「南京虫」ではないか?との事。

一緒に旅をしたメンバー全員、同じ虫刺されの症状で、約1ヶ月間苦しみました・・・

秘境を旅する時は、どんなに暑くても、長袖長ズボン&大量の虫除け をお忘れなく!

 

***

とてもハードで過酷な旅だったんですが、その分得るものも多い旅でした。

便利な日常では味わえない、大自然に囲まれた生活と、感動的な絶景や野生の鮫と泳げた経験。

旅好きの私にとっては、最高の数日間となり、絶対に一生忘れられないと思います。

是非、イッテQのイモトさんとかに行ってもらいたい場所です♡(笑)

バリ島内だけでなく、インドネシア国内の秘境など、ディープな旅をしてみたい方は、是非ご相談下さい!
◆Instagramはこちら→ @mio__yamaha

 

ー上記の旅行記は、2020年2月の記録ですー