バリ島旅行を安心して楽しむ為に、インドネシアのお金【ルピア / Rp】の計算方法をマスターしよう!
海外旅行での心配事の1つ、現地の お金 / 通貨 についてですが、バリ島に初めて来る方でも、この記事を参考にして頂ければ安心です。
お金の使い方をマスターしたら、お買い物中に値切り交渉にも挑戦してみましょう!
最後に、値段交渉を成功させる秘訣もご紹介します!
2022年11月現在は円安の影響で、為替レートが低く、あまりお得感がないのが残念ですが、バリ島内は比較的物価が安い(日本の2〜3分の1程度)なので、お買い物やマッサージなど、思い切り楽しんで欲しいです!
目次
バリ島のお金【ルピア / Rp】について
バリ島を含むインドネシア国内で使用されている通貨は、ルピア(Rp)です。
2022年に新しいデザインになりましたが、硬貨と紙幣を合わせて全部で 12種類 あり、どれも歴代の偉人達の顔写真がプリントされています。
ルピア紙幣と硬貨の種類
- ルピアの紙幣:1,000ルピア(約10円)~10万ルピア(約1,000円)までの7種類
- ルピアの硬貨:100ルピア(約1円)~1,000ルピア(約10円)までの5種類
ルピアで1番高額な紙幣は、100,000ルピア(約1,000円) です。
ルピアは、1,000ルピア(約10円)からお札の為、1万円を両替すると約10枚のお札を受け取ります。
一度に高額の両替をすると、沢山の札束を持つことになるので、ご注意下さい。
超簡単!桁数の多いルピアの計算方法
ルピアの面倒な所は、桁数が多い こと。
会計の時など、慣れるまでは少し戸惑ってしまうでしょう。
桁を間違えて損しちゃった・・・ なんてことが無いように、お金を使う時は慎重に確認して下さい。
簡単な覚え方としては、為替レートで多少の変動はあるものの、ルピアの数字から0を2つ取った数 が、大体の日本円になります。
<例>
- 5万ルピアの場合: 50,000ルピア ⇒ 約500円
- 10万ルピアの場合: 100,000ルピア ⇒ 約1,000円
- 65万ルピアの場合: 650,000ルピア ⇒ 約6,500円
2022年11月11日現在のレート:1円→ 103.50ルピア
ルピア紙幣で1番高額なのは、赤色の100,000ルピア札(約1,000円)ですが、紫色の10,000ルピア(約100円)と色味が似ているので、取り違えにもご注意!
300円のものを、3000円で買ってしまった・・・ なんて悔しい思いをしないように!
ルピアのデザインが新しくなりました!
上記は、100,000ルピア札(約1,000円)ですが、2022年11月現在の 新紙幣のデザイン となります。
ルピアの値段表記で、後ろに書いてある K って何?
レストランやお店で見かけることがあるのですが、ルピアの値段の後ろに付いている K についてですが、簡単にいうと 略語 です。
桁が多くなってしまうルピアの表記では、1,000単位は切り捨てて K を使用することがあります。
<例>
- 3万ルピア: 30,000ルピアの略語 ⇒ 30K
- 10万ルピア: 100,000ルピアの略語 ⇒ 100K
- 15万5千ルピア: 155,000ルピアの略語 ⇒ 155K
バリ島旅行前に知っておきたい、チップの相場について
日本にはあまり馴染みが無い、チップ の制度。
海外に出て、チップの制度を知らないと、恥をかくことがあるかもしれません・・・
ただし、バリ島ではアメリカや欧米に比べると、チップの制度はあまり根付いていないため、そこまで気にする必要はありません。
また、ホテルやレストランの料金には、既にサービス料が含まれているので、渡さなくても問題ありません。
ただし、重い荷物を運んでもらった時、特別なサービスを受けた時、マッサージが上手だった時、1日中観光のお手伝いをしてもらった時などは、気持ちとしてチップをあげるのは、スマートで素敵だと思います!
チップの相場 ※私が心がけている金額
- ホテルで荷物を運んでくれたポーター:10,000ルピア
- スパで担当になったセラピスト: 20,000ルピア
- タクシーでは、1,000単位を切り上げ:(例) 34,800ルピア ⇒ 40,000ルピア払う
- 高級レストランでは、1,000~10,000単位を切り上げ:(例) 163,700ルピア ⇒ 170,000ルピア払う
- 1日観光を頼んだドライバー:50,000~100,000ルピア
上記は、あくまでも私の中での相場ですが、例えばマッサージが全然上手じゃなかった時や、運転が荒くて怖い思いをした時などは、チップはあげません。
あくまでも、チップは気持ち です。
誰かに親切にしてもらった時など、ちょっとした感謝の気持ちとして、数百円のチップをあげてみてはいかがでしょうか。
路面店で買い物するときは、必ず値段交渉を!
きちんとしたお土産屋さんや、ショッピングモール内に置いてある品物は、大体値札が付いていますが、路面店や観光スポットにある小さなお店には、値札が付いていません。
それでも凄く気に入った物があった時は、まずは店員さんに料金を聞きましょう。
そしてそこから、必ず1度は値段交渉 をしてみましょう!
値段交渉の前に、これだけは理解して欲しいルール
値段交渉の際に大切なことは、「自分がどうしても買いたい、納得の品物」かどうかです。
値切って安くなるとか、隣りの店と料金が違うなんて、ちょっとボッタクリじゃない? と思う人が居たら、それはちょっと間違いです。
バリ島は観光の町です。
バリ島で働く現地の人々は、観光客が買ってくれるから生活が出来るため、商売人は必死で良い品を集めて、必死で売ります。
とは言え、最初の言い値があまりに高いことがあるので、自分が 納得出来る料金 まで、値段交渉をしてみた方がいいと思います。
そして納得して買ったなら、隣りの店でもっと安く売っていても、文句は言わない!
これがルールだと、私は思います。
値段交渉を成功させる秘訣とは・・・?
私の経験では、路面店などで買い物する時、最初の言い値から 30~50% は安くなると感じます。(買う物や場所にもよりますが・・・)
そしてバリ島では、男性よりも女性の方がよく働き、お金や仕事にシビアなイメージがあります。
なので、値段交渉は 男性店員の方が安くしてくれる 場合が多いような気がします。
また、値段交渉の初めは、少し安めの料金からスタートさせるのがポイント!
「そんなに安くするのは無理!」 と言われたら、少しづつ料金を上げていきましょう。
他の方法として有効な言葉は・・・
- 「えー!高〜い!」と大袈裟に
- 「あっちの店はいくらだった」
- 「3個買うから1個オマケして」
- 現金を見せて、「これしか無い」
- 「お願い♡」 と可愛く
- 交渉途中で、「じゃあ要らない」 と立ち去る
意外と、あっさり立ち去るのは有効です! 大体、すぐに追いかけてきます。(笑)
ちなみに値段交渉の際は、「ディスコン(訳:値下げして)」を言い続けましょう。
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桁が多くて戸惑ってしまうルピアですが、使い方に慣れれば、バリ島での滞在がもっと楽しくなると思います!
また、バリ島でお土産を売っている人、観光(ガイドやドライバー)に携わっている人などは、現地の人でも簡単な日本語を話します。
英語に自信がなくても大丈夫!
値段交渉の時は、電卓片手に必死になりますが、それも良い思い出になると思うので、是非挑戦してみて下さいね♪