バリ島の新名所! タマンベジの滝 をご存知でしょうか?
ここは、2018年に観光地として一般公開された場所で、コロナ禍の影響もあり、まだ旅行者には知られていない新しいスポットとなります。
ここは、滝を眺めるスポットではなく、滝行 と お祈り をする場所です。
バリヒンドゥー教の正装を着て、お供え物やお布施を準備する為、旅行者が1人で訪れるには少しハードルが高いので、現地のガイドや友達と一緒に行かれる事をオススメします。
バリヒンドゥー教の信仰心や文化が感じられる、かなりスピリチュアルな場所なので、バリ島でディープな体験をしたい方は、是非訪れて欲しいと思います!
目次
バリ島の新名所【タマンベジの滝】参拝時の注意点とお願い
タマンベジの滝 / Taman Beji Waterfall は、地元の人々に大切に守られてきた場所で、バリ島内の遠方からも、沢山の人々が祈りを捧げる為に訪れます。
2018年に、観光スポットとして一般公開 され、現在は誰でも訪れることが出来ます。
場所はバリ島の中部で、ウブドとタバナン地区の中間辺りに位置します。
クタ地区からは、車で 約1時間半 の道のりで、田んぼに囲まれた、のどかな田舎のエリアです。
準備するもの:正装、お供え物、お布施、お香、ココナッツ
タマンベジの滝に到着したら、入り口で入場料を払います。
入場料金(外国人)
- 100,000Rp(約900円)/ 1人
上記の値段には、お祈りに必要な、お供え物やお香などのセットが含まれ、ホットコーヒー 又は ホットティーが1杯含まれます。
滝行を終えた後は寒いので、嬉しいサービスでした。
私は、お供え物やお香を持参したので、50,000Rp(約450円) の入場料でした。
入り口に大きな看板があり、なぜかハーレーダビッドソンが置かれています。
カフェが数件あり、ここの一角でお供え物の中身を確認されます。
タマンベジの滝でお祈りする為に必要なもの
- お供え物のチャナン(15個)
- お香(15本)
- ココナッツ(1つ)
- 正装(クバヤ 又は 腰巻き用のサロンと帯)
上記の必要なものを1セット用意します。 ※1人1セットではなく、1グループに1セットでOK
私は、チャナンとお香を持参していましたが、ココナッツは現地で購入しました。(10,000Rp / 約80円)
正装については、女性はクバヤの着用が望ましいですが、サロン(腰巻き) をするだけでも大丈夫です。
現地にサロンのレンタルは無いので、ご持参下さい。
また、滝行をして全身濡れるので、着替えをご用意下さい。
バリヒンドゥー教の正装を着て滝行。15ヶ所を巡礼
現地のローカルガイドが同行し、滝と祭壇に向かいます。
祭壇に到着したら、銅像がある場所に、1つづつお供え物とお香を置きます。
そして、1回目の祈りを捧げます。
その後、決められた場所を周りながら、お祈りしていきます。(お祈りの場所は、全部で15ヶ所)
緑に覆われた自然の中を進み、途中で湧き水や滝を浴びたりしながら巡礼します。
子宝祈願、明るい未来を願う場所など、各スポットに意味があり、ガイドが丁寧に説明してくれます。
祈りの方法も、インドネシア語と英語で記載があり、その通りに行います。
喜怒哀楽の解放 〜スピリチュアルな体験〜
巡礼が終わった後は、滝行です。
ここには、2つの大きな滝があり、ここで 喜怒哀楽の解放 を行います。
右側の滝に向かって、「怒り・悲しみ」の気持ちを放出させる為、大きな声で叫びます。
左側の滝では、「喜び・楽しみ」の気持ちを取り込む為に、大きな声で笑います。
喜怒哀楽の解放をすることで、心身を浄化させる目的があるんだそうです。
滝行の後は、池の中に入り、聖水を浴びます。
そして最後に、僧侶からお清めをしてもらい、祭壇の最上段にいる神様に祈りを捧げます。(この時、眉間に白い粉を付ける)
このスポットでは、お清めにココナッツウォーターを使います。
頭からココナッツウォーターをかけられ、最後は飲みます。
その為、祭壇の周りにはココナッツの実が沢山転がっていました。
タマンベジの滝の様子は、是非YouTubeの動画でご覧下さい!
動画をご覧になった方が、よりここのスポットの様子が伝わると思います。
是非、神聖な雰囲気を感じ取って頂けたら嬉しいです。
チャンネル登録やコメントを頂けると嬉しいです★
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大自然に囲まれ、手を合わせて祈りを捧げ、滝行で感情の解放をしたことで、とても清々しい気持ちになれました!
観光スポットとして一般公開されてから、まだ数年しか経っていない、バリ島の新名所です。
スピリチュアルな体験や、バリ島のディープな文化や風習に興味がある方には、大変オススメの場所なので、是非足を伸ばしてみて下さい。