バリ島初心者ガイド

バリ島旅行情報|QRコードの税関申告書の内容と記入方法 2023

バリ島旅行について、最新の渡航条件を必ずご確認ください。
2023年12月現在の、入国に必要なものや渡航記をまとめたので、ご参照ください → 知らなきゃ危険!【バリ島渡航情報2023】入国に必要なビザと税関

コロナ禍がようやく落ち着き、インドネシアの入国も簡単になり、バリ島は以前のように世界中から沢山の旅行者が訪れています。

ただし、観光ビザ の取得は引き続き必要なので、ご注意ください。

今回は、以前とシステムが変わった、税関申告書 について、内容と記入方法をご紹介いたします。

税関申告書は、誰でも用意しなくてはいけない書類になるので、これからバリ島に来られる予定の方は、是非参考にして下さい。

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バリ島旅行で必須!入国審査や税関申告書について

海外旅行に出かける際、行き先がどこであっても必ず通過しなくてはいけないのが、入国審査(通称 イミグレ) です。

入国審査では、主にパスポート内の情報から、この国に入国させても問題がない人物か?という審査が行われます。

審査対象の例

  • パスポートの残日数が規定に足りているか?
  • 何らかのトラブルを他国で起こしていないか?
  • 過去に犯罪歴があるか? ・・・など

上記に該当する場合や、何かトラブルが発生した際は、入国を拒否される場合があります。

インドネシアに入国する際、パスポートの残存期限が、出発日から 6ヶ月以上 残っていることが義務付けられています。
有効期限が6ヶ月未満の場合、航空券を持っていたとしても搭乗出来ない 又は バリ島に着いても入国出来ない場合がありますので、十分注意してください。

新しくなった税関申告書について 〜最新情報〜 2023年12月

海外に入国する際、自分の持ち物について申告しなくてはいけない義務があります。

以前までは、税関申告書は飛行機内で配られる紙に記入していましたが、2023年12月現在は、BEA CUKAI が発行する QRコード にて管理されています。

下の写真のバーコードを読み込む 又は https://ecd.beacukai.go.id を開き、必要事項に記入します。

項目を全て埋めると、ご自身の税関申告書がQRコードで発行されるので、ダウンロード 又は スクリーンショット します。 ※QRコードが無いと入国出来ないのでご注意

QRコードで管理される、税関申告書の内容と記入方法【日本語版】

税関申告の義務は世界共通となり、英語 又は インドネシア語で表記されています。

バーコードを読み込むと、下記のような項目が出てきますが、書き方が分からない人の為に日本語表記で掲載しますので、是非参考にしてください。

バリ島に到着する前までに記入し、ダウンロードを完了させておくと、入国がスムーズに出来ます!

1. 申告者情報

  1. フルネーム(ローマ字で記入)
  2. Eメール
  3. パスポート番号
  4. 国籍
  5. 生年月日(日にち、月、年の順番)
  6. 職業(分からない方 / 該当が無い場合は、”others” を選択)
  7. インドネシアでの滞在先住所
  8. 到着空港の場所
  9. フライト便名
  10. 到着日(日にち、月、年の順番)

2. 税関申告(持ち物の申告)

  • a. 動物、魚類、植物
  • b. 麻薬類、向精神薬、前駆物質、医薬品、小火器、空気銃、刃物類、弾薬、爆発物、ポルノグラフィ
  • c. 1億インドネシアルピア以上の現金 又は 相当外貨 又は 無記名譲渡可能証券
  • d. 10億ルピア以上の外国紙幣
  • e. 旅客1人につき、紙巻き煙草200本以上、葉巻25本 又は きざみ煙草100g以上、アルコール飲料1Lを超える量
  • f. 旅客1人につき、500米ドルを超える外国製品

上記の持ち物がある方は、項目を「YES」にして申告します。

この他、同伴者数(本人を除く)、手荷物 / 預け荷物の総数などを記入するページがあります。

3. IMEI の登録について

滞在が 90日間を超える場合 は、空港にて IMEI(スマホの個体ナンバー)の登録が必要となります。 ※登録しない場合は、インターネットが使えなくなります

バリ島滞在が90日間以内の場合は、IMEI の項目は「NO」で問題ありません。

バリ島内でインターネットを使用するには、いくつかの方法がありますが、バリ島の街中にある携帯ショップでSIMカードを買うのが、一番安くて簡単な方法です。

申告は正しく、記入漏れにも注意

数日間のバリ島旅行の場合は、税関で申告するような持ち物はあまり無いと思うので、全ての項目が「NO」になっていることを確認して下さい。

ただし、バリ島在住者やリピーターの方で、現金を多く持ってくる場合や、現地の知人にお土産を買ってくる場合などは、青字にした項目について、特にご注意下さい。

① 薬の持ち込みについて

内精神薬や医薬品について、持病などがあり、処方薬を持ち歩く必要のある方は、税関申告書の「b」の項目を「YES」で申告し、英文の処方箋を準備しましょう。

風邪薬や痛み止めなども、旅行日程よりも明らかに量が多い場合などは、入国時に問われることがあります。

② 現金の持ち込みについて

1億ルピア以上の現金の持ち込みについてですが、日本円の場合は、約95万円 程度です。 (2023年12月現在の為替レート)

95万円以上の現金を持ち込む場合は、税関申告書の「c」の項目を「YES」で申告し、何か質問された際には、使い道について説明 しましょう。

(例)家を借りる、生活費、車を買う、ボートを買う ・・・など

申告をせずに限度額以上の現金を持ち込んだ場合には、超過料金の10% を徴収されますのでご注意!

<ご注意ください>
2023年12月現在、インドネシア国内に持ち込み可能な最大の現金額は、10億ルピア(約950万円相当) までとなり、それ以上の持ち込みは出来ません。
※1億ルピア(約95万円相当)以上の持ち込みから、使い道について申告 が必要となります。

③ 煙草・アルコールの持ち込みについて

煙草やアルコールについて、日本からの持ち込み可能な量は上記に記載された通りですが、空港内の免税店で購入した分に関しては、申告の対象にはなりません。

ただし、免税店で購入した分の持ち込みも、煙草は1人1カートン / アルコールは1人1本 までと定められています。

※免税店での購入分については、規定量が予告なしに変わる場合があるので、ご注意ください

また、煙草やアルコールについては、税金を払っても規定量以上の持ち込みは出来ません のでご注意下さい。

バリ島はアルコール類の値段が高い為、ウィスキーや日本酒などはお土産として喜ばれますが、1リットル以上は持ち込めませんのでご注意ください。

バリ島の入国審査 / 税関申告について(内緒の裏話)

※あくまでもここだけの話ですが・・・

バリ島は良くも悪くも、他国に比べて ”ゆるい環境” というか、審査や申告についてあまり厳しくなく、申告しなくても税関を通過出来てしまう場合が結構あります。

私も日本からバリに入国する際に、規定量を超えたアルコールや煙草、多めの風邪薬や漢方薬などを持ち込んだことがありますが、それらについて問われたことはありません。

ただ、アルコールと現金の持ち込みについては、年々検査が厳しくなっている印象で、瓶や液体物などが多い場合や、X線に大量の現金が映った場合などは、カバンを開けられるケースが多いです。

審査について、ゆるめのバリ島ではありますが、税関申告書は正しく記入しましょう。
また、昔は賄賂を渡せば見逃してくれるような話もありましたが、今は通用しないのでご注意!

バリ島旅行に必要なもの【ワクチン証明書・観光ビザ】など

2023年12月現在、バリ島旅行に必要なものは・・・

  1. 観光ビザ
  2. 往復の航空券
  3. 税関申告書のQRコード
  4. 残日数が6ヶ月以上あるパスポート
◆詳細は、こちらの記事をご参照ください → 知らなきゃ危険!【バリ島渡航情報2023】入国に必要なビザと税関

バリ島渡航の様子を、動画で紹介!


デンパサール空港到着後の流れや、事前に準備するものなど、是非参考にしてみて下さい。

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バリ島リピーターさんも、税関申告書の新しいシステムについて、内容や記入方法にご注意ください。

また、上記の内容は、2023年12月現在の情報となります。

今後のバリ島旅行について、出入国の条件や必要書類などが急遽変更する場合があるので、渡航予定がある方は、必ず正式な最新情報をご確認下さい!