コロナ関連

バリ島でコロナ支援のボランティア始動【ナシチャンプルを無料配布】

皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

2020年を迎えて早々に、中国から始まったコロナウィルスの影響は、全世界へと拡大していきました。

世界中で、大勢の犠牲者を出したコロナの感染被害は、今もまだ安心する事が出来ない状態です!

オリンピックも延期になってしまったし、学校や仕事など、様々な分野に混乱と大打撃を与えています。

精神的にも、自由に外出出来なかったり、友達や家族と会えなかったり、辛抱が続くのはとても辛いですよね!

・・・でも!!!

落ち込んでばかり居ても仕方ないし、今出来る事を探して、全力でやってみましょう!

そしてコロナが終息した頃に、皆と元気に再会出来ますように!

バリ島のコロナの現状は・・・?2020年6月1日現在

バリ島は、インドネシア という国にあります。

インドネシアの首都は ジャカルタ で、イメージは東京のような場所です。 都会的で高層ビルが建ち並び、日本の企業やレストランも沢山進出しています。

バリ島 は、観光業がメインとなり、イメージは沖縄のような場所です。 ゆったりとしたビーチリゾートで、世界各国から観光客が訪れます。

インドネシアのコロナ被害について

下記は、2020年6月1日現在の情報となります。(Google参照)

<インドネシア全土>

  • 感染者:約26,473人
  • 回復者:約7,308人
  • 死亡者数:約1,613人

<バリ島>

  • 感染者:約465人
  • 回復者:約329人
  • 死亡者数:4人

インドネシア国内でも、バリ島での感染者は、比較的少ない方なのかな?と思います。

コロナの感染が本格的に広がり始めた4月初旬頃から、バリ島では早々にロックダウンが始まり、現地の人も観光客も、国内移動や出入国が出来なくなりました。

住民へ外出自粛の呼びかけをしたり、ビーチやお店をクローズしたり、航空便を大幅に減少させたり、滞在ビザの自動延長を取り入れたりと、バリ島から感染者を増やさない取り組みをしました。

その結果、感染者が爆発的に増えることはなく、現在を迎えることが出来ていると思います。(紫外線も効果的なのかな?)

ただし今でも、バリ島各地でコロナの感染者が少し出ているので、100%の安心は出来ません。

最新のニュースだと、1週間程前に、キンタマーニとチャングー方面で数名の感染者が確認されていて、周辺エリアは2週間の外出禁止が命じられている状態です。

クタビーチ
レギャン通り

インドネシアは、東南アジアでコロナの死亡率がトップ。考えられる原因は?

私はバリ島に移住して8年になりますが、生活している経験を踏まえて、なぜインドネシア国内でコロナの被害が大きくなったのか考えてみました。

考えられる原因には・・・

  1. 1つの家や敷地内に、家族や親戚が密集して生活している
  2. 手を洗う習慣がない
  3. 食事を手で食べる習慣がある
  4. 医療費がかかる為、病院に行かない人が多い
  5. 人が密集する市場などへ、買い物に行く機会が多い

・・・などが考えられるかなぁと思いました。

首都のジャカルタは都会的ですが、インドネシアには 約14,000の島 があると言われています。(バリ島、ジャワ島、スマトラ島、パプア島など)

その島々の多くは、先進国の日本に比べると、とても貧しい暮らしをしているし、衛生的にも環境は良くありません。

食事を手で食べる習慣や、大家族内でのクラスターなど、バリ島でもコロナが蔓延する可能性はいくつも考えられるので、少し怖いです。

観光業がメインのバリ島では、失業者が続出。食べ物がなく餓死する可能性も。

日本でも、多くの人が職を失ったり、収入が減ったりしていると思います。

バリ島は、観光業がメインとなる為、観光客が旅行に行けなくなってしまった今、収入源は0に等しい状態です。

旅行会社やホテル、路面店やフリーランスのガイド等も、休業を余儀なくされています。

会社員には、もしかしたら何か保証があるかもしれない・・・ でも、フリーランスで観光ガイドをやっていた人やビーチボーイ達はどうなるでしょうか?

更には、落ちているペットボトルを拾って生計を立てていた人や、道端で物乞いをしていた子供達は、どうなるでしょうか?

お金の無い人は、今相当苦しい生活をしていることが、容易に想像出来ます。

将来の不安から自殺した人や、餓死した人のニュースも聞きました。

バンジャール(町会)で、食料物資をしているそうですが、困っている人々に、助けの手が平等に差し伸べられていることを願います!

小さなボランティア活動を開始!【無料のナシチャンプルを配布】

バリ島の現状を聞いて、とてもとても悲しかったです!

今私は、日本に帰ってきているけど、バリ島の為に出来ること は無いのか、精一杯考えました。

私はバリ島が大好きだし、8年も住まわせてもらっているし、何度もローカルに助けてもらったから、少しでも恩返しをしたいと思いました。

正直、私の周りに居るローカルの友達は、それなりに裕福な人が多く貯蓄があるので、今すぐに助けが必要では無いと言っていました。

でも中には、他の島から出稼ぎに来た人が居たり、近くに助け合える家族が居ない人や、家が無い人だって居るし、食べるものに困ってる人も居ると思う。

 

そんな人々に私が始めた小さな取り組みは・・・

ナシチャンプルを無料で配布 することです!

バリ人の友達に毎月1万円を寄付して、1ヶ月に100個のナシチャンプルと水を配ってもらっています!

たったの1万円かもしれないけど、”継続” しなくては意味がないし、現地で協力してくれる友達の負担も考え、この小さなボランティア活動を始める事にしました。

ボランティア活動の最新状況はこちらからご覧下さい。
コロナ支援!バリ島でボランティア活動【毎月100個のお弁当配布】
(2021年4月20日更新)

バリ島の暮らしが元通りになるには、何年かかるか分からないけど、少しでも誰かの助けになれるように、出来る限り続けようと思っています✊

道端で出会った人々
余裕がある時は手作りで

寄付金は募りません。お気持ちだけで嬉しいです!

インスタで、このボランティア活動について投稿した際、沢山の方から寄付金のお話を頂きまして、とても嬉しかったです!

私の周りには、バリ島が大好きで、暖かい気持ちの人が多いことを実感出来て、とても励みになりました。

知らない団体に寄付するよりも、信頼できる私に寄付をしたいと言ってくれた方も居て、涙が出るほど嬉しかったです!!

でも悔しい事に、私は今バリ島に居ないので、寄付金が大きくなると、現地で手伝ってくれる友達の負担が大きくなるので、今の時点では、私1人の寄付で活動しようと思っています。

いつか私がバリ島に戻って、現状をしっかりと把握出来た時には、また違う取り組みが出来るかもしれないので、その時には、皆様からのアイデアや支援をお願いしたいと思います。

ご連絡頂いた方々には、本当に感謝しています!♡

ボランティア活動の様子や、バリ島の現状について、日々インスタに情報をUPしています。
是非、お気軽にフォローして頂けると嬉しいです!
◆こちら→ mio__yamaha

バリ島旅行に行けるのはいつ頃か?私の予想と願い

私は仕事の関係で、3月末から日本に一時帰国していますが、正直こんなに長く日本に居る事になるとは、思ってもいませんでした・・・

バリ島のアパートもそのままだし、飼っている猫は大家さんと友達が面倒を見てくれているので、1日も早くバリ島に帰りたいと願っています!

でも、私の予想としては、バリ島に行けるようになるまで、まだまだ時間がかかるような気がしています。

バリ島の観光業や暮らしには大きなダメージとなりますが、観光客が大勢押し寄せて、結果的に大勢の感染者が出てしまったら・・・

医療や衛生面に心配があるバリ島では、取り返しのつかない事になると思うのです!

だから焦らず、ゆっくり再開していったらいいなと願っています。

今すぐにでもバリ島に行きたい気持ちですが、現実的には、秋頃の再開になるのではないかな?と予想しています。

この危機を皆で乗り越えて、バリ島で会いましょう!!!

世界中が非常事態となっているコロナ禍ですが、一人一人が辛抱したり気をつけたりしながら、乗り越えるしかありません。

日本では、徐々に緊急事態宣言が緩和され始めましたが、まだまだ油断は禁物です!

自分や周りの人々の健康を気遣いながら、1日も早い終息を願い、大事な人と笑顔で再会しましょうね!