皆さん、こんにちは!
バリ島は、今年も無事に新年を迎えました🌄(2021年3月14日)
Selamat Hari Raya Nyepi(明けましておめでとう)
バリヒンドゥー教のお正月は ニュピ / Nyepi と言います!
ニュピは、世界中でも大変珍しい お正月の行事 です。
バリ島好きの方なら、是非知っていて欲しい大切な1日となりますので、覚えておいて頂けると嬉しいです♡
ニュピとは?
ニュピは、バリヒンドゥー教の お正月 のことを言います。
日本なら、年越しそばを食べたり紅白を見たり、お節を食べたりお年玉をあげたりするのがお正月の定番行事ですが、バリ島のお正月の過ごし方をご紹介したいと思います!
バリ島では、お正月(ニュピ)当日の24時間、外出・労働・火や電気の使用・大きな声で騒ぐ などの行為が禁止となります。
空港も閉鎖され、別名『サイレントデー』や『ブラックデー』とも呼ばれ、静かに何もせずに室内で過ごす事が義務付けられています。
ニュピ中の禁止行為は、地元民だけでなく、外国人も全ての人が対象 になります。
家やホテルの敷地内のみ出歩く事が出来ますが、日が沈むと真っ暗になるので、部屋の中で静かに過ごし、夜には満点の星を眺めたりします🌟
昼間に、敷地内のプールで遊ぶのはOK!
Q. よくあるご質問
ニュピは何時から?
A. 夜明け前から、翌日の夜明け前まで。 大体、朝6時頃〜翌朝6時頃まで。
ニュピはインターネットが使える?
A. 基本的には使えません。 一部のホテルでは使える事もあります。
食事はどうしたらいい?
A. ホテルに宿泊してる場合は、レストランが営業しています。 ヴィラや家で過ごす場合は、事前に食料を買い込みます。
もし外出したらどうなる?
A. 循環している見回りの人が居て、見つかった場合には罰金を支払います。 また、電気が漏れていたりすると、注意されます。
旅行中、知らずにニュピを迎えることになると大変なので、事前に日にちを確認しておきましょう!
大体、3月の中旬頃になる事が多いです。(バリヒンドゥー教の暦によって、日にちが変わります)
ニュピ前日のオゴオゴパレードも必見!
せっかくバリ島でお正月を迎えるなら、忘れてはいけないのが、オゴオゴ(Ogoh-Ogoh) です。
オゴオゴとは、各町内会で手作りされる鬼の人形で、ニュピ前日にその人形を担ぎ、街中を練り歩くパレードを行います👹
このパレードの目的は、悪霊をオゴオゴに乗り移らせ、それを燃やして悪霊退散をしてから、翌日のニュピを静かに過ごす事で、”バリ島には誰も住んでいませんよ” ”悪さをしないで下さい” という願いが込められているのです。
このパレードは、バリ島全土で行われる為、とても盛大で賑やかです🎉
その翌日は、24時間静かに過ごすので、1日でバリ島内の雰囲気がガラリと変わるのが特徴的です。
2021年。私のニュピの過ごし方
今年のニュピは、在住者の友達とヴィラを借り、のんびり過ごしました。
事前に食料や飲み物を買い込み、水着やパソコンを持参しました。
料理をしたりビンタンを飲んだり、プールで遊んだり日焼けしたり、写真や動画の編集をしたり・・・
夕方からは天気が悪かったので早めに寝てしまいましたが、夜中には綺麗な星空を眺める事が出来ました🌟
泊まったヴィラ情報(サヌール地区)
今年のニュピで宿泊したヴィラは、日本人の友達がオーナーをしています。
客室が3つあり、共有のプールやキッチンがあります。(最大で大人6名で宿泊可能)
建物は少し古いですが、これから壁を塗ったりリノベーションするそうです!
お部屋は十分に広く、シャワーの勢いも良いです👍
これからバリ島旅行が再開して、もし宿泊したい方が居ましたら、お気軽にご連絡ください! スペシャルプライスでご提供出来ます👍
立地は、サヌールビーチまで徒歩7分程なので、ダイビングやサーファーに特にオススメです!
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世界的にも、大変ユニークなニュピの1日。
日本にも、1日くらい ”何もしない日” があったらいいのにな・・・と常々思ってますが、現実的に日本では無理でしょうね💧
”何もしない” という、究極の贅沢を味わいたい方は、是非ニュピに合わせてバリ島旅行を計画してみてはいかがでしょうか?