バリ島には現在、約 6,000ヶ所 の神聖な寺院があると言われています。
観光スポットとして有名な大きな寺院から、ひっそりと地元の方々に守られている小さなお寺まで様々です。
そんな数多くの寺院の中で、”最も美しい寺院” と言われているのが、タマンアユン寺院 / Taman Ayun Temple です。
2012年に、ユネスコが認定する 世界文化遺産 に登録されました!
場所は、バリ島の中部にあるメングウィ (メングイ) 地区です。
タマンアユン寺院は、メングウィ王国の国寺として1634年に建立された寺院で、バリ島内では2番目に大きなお寺です!
ちなみに1番大きなお寺は、バリヒンドゥー教の母なる寺院と言われる ブサキ寺院 です!
美しい庭園や寺院は、ゆったりと観光するのにオススメですので、興味のある方は是非訪れてみてはいかがでしょうか?
目次
バリ島観光で行きたい世界遺産【タマンアユン寺院】~美しい庭園~
タマンアユン寺院があるメングウィ地区までは、クタ地区からだと車で約1時間くらいで、ウブドの中心地からは、約45分くらいです。
寺院への入り口では、大きな割れ門がお出迎えしてくれます。
入場料の 20,000ルピア (約 160円) を払って中に進むと、1つ目の見所となる、美しい庭園が広がっています!
更に先へ進むと、大きなオレンジ色の塀に囲まれた門が出てます。 ここが、境内への入り口となります。
その塀の裏手に回ると、2つ目の見所となる、五重塔が並んでいる境内を見学することが出来ます。
バリ島観光で行きたい世界遺産【タマンアユン寺院】~多重塔 (メル)~
オレンジ色の壁の裏手には、多重塔が池に囲まれて建ち並んでいます。
一般の方は、境内に入ることは出来ませんが、池の周りの遊歩道から見学することが出来ます。
この塔は、メル と呼ばれる多重塔で、高さや大きさが異なります。
境内には10基の多重塔が建てられていて、最高神を祀る11層のメルが4基ある他、とても珍しい2層のメルも1基あります。
バリヒンドゥー教の寺院に建てられている多重塔は、通常 奇数 で統一されている為、偶数はとても珍しいのです!
この塔は、メングウィ王家の先祖を祀る祠と、アグン山を象徴していると言われ、整然と並ぶメルの姿は、静かで神秘的な印象です✨
世界に誇る美しい寺院ですので、是非ご覧になって頂きたいです!
世界遺産のタマンアユン寺院では、バリ島流のギャンブルも開催?!
境内の周りをグルリと一周見学し、エントランスの近くまで戻ると、模型が置かれた広場があります。
ここは、2羽の鶏を戦わせてギャンブルを行う、闘鶏場 です!
この闘鶏場では、今でもたまに闘鶏が実際に行われているそうです。
昔ながらのバリ島流のギャンブルで、男達が集まって盛り上がるんだそうですよ!
更に、インスタ映えの為に置かれたのか? 巨大なバロンや牛の置物などもありました。 (数年前には無かったです)
また、ここ数年、バリ島の観光地も綺麗に整備され始めてきています。
タマンアユン寺院のトイレが、新しく清潔だったのも好印象でした!
バリヒンドゥー教の寺院を訪れる際の、マナー&注意事項
バリヒンドゥー教の寺院を訪れる際、下記のマナーや注意事項に気を付けて下さい。
日本から観光でお越しの方も例外ではありません。 どうぞご理解とご配慮をお願い致します。
- 生理中の女性は寺院に立ち入らない (怪我などで出血している方もご遠慮下さい)
- 過度な露出を避け、寺院訪問の際は男女共に腰巻きをすること (各寺院でレンタルあり)
- お祈り中は邪魔をしない (大声で騒ぐ、カメラのフラッシュなど)
- お酒に酔っている方、近親者が亡くなったばかり (50日前) の方はご遠慮下さい
【 タマンアユン寺院 / Pura Taman Ayun 】
住所:
Google Map:https://goo.gl/maps/UnnqZ3EU6MQ2
入場料:20,000ルピア (約 160円)
入場時間:09:00~18:00